御由緒

昭和24年二宮尊徳翁の「報徳の精神」(至誠・勤労・分度・推譲)の教えを地域に広めようと正木造酒蔵氏を中心とする相模大野駅周辺の地元有志の方々による報徳二宮神社御奉斎の機運が高まり、神奈川県小田原市に鎮座する報徳二宮神社より御分霊を戴き、お社を造営する運びとなり、その後地域の発展と安全を願う多くの参詣者が訪れることとなり、昭和50年8月には御社殿の大造営が計画されました。

 

また、神社境内地並びに参道を正木三省氏、篠原直範氏、柴田トキ氏などからご寄贈を頂き、御社殿は崇敬者の方々からご浄財を募り造営され、平成9年9月には、地域の変革と共に市の道路拡張計画が持ち上がり御社殿の移転を余儀なくされ、平成10年10月に遷座祭が斎行され現在の地に改めて鎮座されました。

御社殿移転後、平成10年に社務所・神楽殿・平成12年に神礼受礼所が新築され今日に至っております。

 

なお、当初のお社は現在の御社殿左奥にあり、御分霊を戴きお祀りした当時の名残を留めております。